ロッテの二木康太投手(27)が14日、チームメートの益田らとの合同自主トレを公開し、ブルペンで投球フォームをチェックした。

立った捕手へ、カーブ3球を含む計42球。「今は球の強さというよりは、体の使い方。足を上げて体重移動する時にしっかり(軸足となる)右足の付け根に力が入っているのか。踏み出した時には左足の付け根にしっかり乗っているのかを意識してやっています。悪くはない」。チェックポイントを明確にし、「2月1日にはしっかり投げられるように」と準備を進める。

21年は開幕投手を任されてローテを1年間務める期待が大きい右腕だが、昨季は腰痛の影響もあって9試合の登板に終わった。「去年は序盤の2試合は自分の中で悪くなかった。ケガしてから感覚が戻らないままシーズンが進んでいった」と反省。「最近はあまり良い成績を残せていないので、今年こそはとキャリアハイを残したい思いは強いです」。20年の自己最多9勝を上回る初の2ケタ勝利で優勝に貢献することを誓った。【鎌田直秀】

【関連記事】ロッテニュース一覧