阪神梅野隆太郎捕手(31)ら15日、沖縄県内で自主トレを公開した。阪神湯浅京己投手(23)、小幡竜平内野手(22)、桐敷拓馬投手(23)、DeNA山本祐大捕手(24)、日本ハム清水優心捕手(26)も「チーム梅野」として参加した。

6人はキャッチボール後、ブルペン入り。梅野は湯浅、桐敷の球を受けながら若手捕手を指導。その後は坂道ダッシュを10本、打撃練習などを行った。「1月に入って野球モードに切り替えながら、いい感じにできている。出るからにはフルでケガなくシーズンを過ごすためにやることが、チームのため一番大事。戦う体力と、技術的向上も含めてしっかり準備していきたい」と気を引き締めた。

第5回WBCに臨む侍ジャパンメンバーに内定している湯浅も充実感にあふれていていた。この日もWBC公式球でブルペンに入り、直球とスライダーを交えて42球を投げた。「すごい暖かい環境でやれているので、体も動けている。(選ばれたら)世界一を取りたいと思ってますし、それに貢献できるように、本当にチームの力になれるように精いっぱいやりたい」と力を込めた。

午前の練習終了後、梅野らはファンとともに「ハートU2」ポーズで記念撮影し、交流していた。