オリックスの新4番候補フランク・シュウィンデル内野手(30=カブス)が宮崎キャンプ第3クール初日の10日から合流することが6日、判明した。同日にはグラウンドに立つ予定だ。

中嶋監督は外国人勢について「どういう形になるか、どのポジションになるか正直来てみないと分からない」と明かしていた。シュウィンデルは21年にメジャーで64試合で打率3割2分6厘、14本塁打。出塁率が高かったレッドソックス吉田の穴埋めを期待されるタイプだ。打撃は計算できる一方で、本職の一塁守備がどのレベルなのか、他のポジションを守れるのかは見極める必要がある。

シュウィンデルら助っ人野手の出来はV3打線を大きく左右する。捕手は森が軸だが、投手との組み合わせによってはDHも想定。中嶋監督は吉田の穴について「1人で埋められる選手はいない。誰がというより、すべてでやっていかないといけない」と、多くの選択肢を用意している。

中継ぎ候補のジャレル・コットン投手(31=ジャイアンツ3A)も同日に合流予定だが、こちらも先発、中継ぎの両構え。マイペース調整が続く中嶋流キャンプで、V3構想が本格的に動き出す。【柏原誠】

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