広島春季キャンプは7日、第2クール初日を終えた。この日は野村や岡田、アドゥワら2軍キャンプスタートの投手10人が1軍キャンプ地のブルペンで投球練習。黒田球団アドバイザーから指導を受ける姿も見られた。午後からは今キャンプ初の実戦形式のシート打撃が行われた。新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。

-今キャンプ初のシート打撃。目に留まった選手は

「いい選手がいっぱいいる。遠藤も森も、ケムナも…。みんないい。(誰かを)挙げるのは難しい。みんなずっといいよね。これから疲労がたまってきて、波が絶対出てくると思うから、今度は疲れてきて、コンディション的にあまり良くないときの動きを見てみたい。今は本当にいい」

-小園選手がシートで三塁。三塁の選択肢もあるか

「もちろん。いろんな可能性を考えての準備になってくる」

-2軍投手が1軍でブルペン投球。今後も2軍選手を一部合流させることも

「紅白戦にも投手だけでなく、野手も考えている。自分が行けるときには(2軍キャンプ地の東光寺に)行って見てみたいと考えている」

-シートでの走塁が活発だった

「失敗してもいいから今はトライしてみようと。結果は関係ないからねと。まず行ってみようよと。積極的な姿勢は見せてくれているなと思います。野手で言うと、大盛が打席での反応もいい。秋のキャンプとはまた違った、しっかり取り組んできたなと感じさせる。(2安打を)打った結果だけでなく、空振りの仕方を見ても秋とは違うなと思った」

-シート打撃では塁上に置いたシチュエーションが多かったのは走塁への意識か

「もちろん。走塁だけでなく、投手もね。ただホームに投げるだけじゃない。フィールディングもあって、クイックもあって、それはお互いの練習。走者の練習と投手の練習。両方」

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