ヤクルト育成の岩田幸宏外野手(25)が18日、沖縄・浦添の1軍キャンプに合流したが、打撃投手を務めた新外国人ディロン・ピーターズ(30)の死球を受け、左手の指を骨折した。

岩田は2軍の宮崎・西都キャンプに戻ることになった。

山田、村上ら侍ジャパン組がチームを離れたことにより、同じく育成の松井聖捕手(27)とともに1軍昇格のチャンスをつかんだ。だが、わずか3球で不運に見舞われた。バントの構えをとった岩田の左手に、ピーターズの内角球が直撃。そのまま痛そうにベンチへ退いた。

高津監督は「折れてました。数週間固定という感じでした。内出血もひどくてレントゲン撮ったら、先っぽが欠けているような状態」と説明。残念そうな表情を見せた。

岩田は患部をギプスで固定し、包帯を巻いた状態でタクシーに乗り、球場を後にした。

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