ソフトバンクの開幕投手が22日までに決定する見込みとなった。

宮崎春季キャンプ休日だった20日、藤本博史監督(59)がオンラインで取材対応。「明日、明後日くらいには発表できるかなというところですね」と明かした。

藤本監督は「早めに言ってあげた方が準備もできると思うし、心の準備もできる」という親心もあり、当初はキャンプ第3クールまでの決定を想定していた。だが絶対的エースが不在の状況もあり、絞り込みは難航。21日からの第5クールまでずれ込んでいた。

指揮官が「レベルの高いところでいい競争をしてくれている。実績のある投手、若い投手も交えて候補に挙がっていた」と言うように石川や東浜、大関、藤井らが候補とされてきた。若手の大関、藤井はここまで紅白戦に2試合ずつ登板し、順調な仕上がりを見せている。実績組の石川、東浜は21日の紅白戦で実戦初登板する予定だ。

候補者全員が実戦登板を終え、21日か22日にも決定する見込み。藤本監督は「簡単に言えば143分の1かもわからないけど、やっぱり開幕に勝って勢いをつけることも大事だと思う。誰になるか、明日か明後日のお楽しみだと思います」と話した。

3年ぶりリーグ優勝&日本一への先陣を切り、3・31のマウンドに立つのは誰になるのか。指揮官は「『えー』っていう選手になるかもわからないしね。『やっぱりな』という選手になるかもわからないし。そのへんはお楽しみにしていてください」とニヤリと笑った。【山本大地】

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧