楽天則本昂大投手が、25日の日本ハム戦(名護)で今季対外試合初登板する。21日DeNA戦(宜野湾)で先発予定だったが、体調不良のため大事を取って登板回避していた。その後は離脱もなく、この日は那覇市内の奥武山公園陸上競技場で行われた投手練習に参加。「(体調は)大丈夫です」と、ときおり笑顔を見せながら、キャッチボールやランニングなどを行った。

4月4日、西武との本拠地開幕戦(楽天モバイルパーク)で先発することが決定。アクシデントで練習量が落ちた時期もあったが、予定通りに状態を上げている。「現状では今思ってる中では100%。これからもうちょっと上げていかないといけない部分もありますけど、体はいい状態だと思います。この2月を総括して、やりたいことはできた」と話した。

不安を払拭し、志願してのマウンド。打者との対戦で実戦感覚を研ぎ澄ましていく。初登板はリリーフで短い投球回の予定。「とりあえずけがなく終わりたい。そんなに高いものは求めなくていいかなと」と表情を引き締めた。これまでプロ10年で8度2ケタ勝利を挙げたエース。今季も好投でチームを引っ張れるように、確かな1歩を踏む。【湯本勝大】

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