阪神は1日、沖縄春季キャンプを終え甲子園での練習を再開した。キャンプ終盤に右膝の張りを訴え別メニュー調整中の新外国人ジェレミー・ビーズリー投手（27＝パイレーツ3A）について、岡田彰布監督（65）は開幕1軍の構想から外れていることを示唆した。指揮官の一問一答は以下の通り。
－キャンプMVPの井上は3月もいいものを見せてくれたら…
「そうよなあ、おーん。そんなん全部は出されへんで、まだ出なあかん選手もまだ外野は特にな。まあ、徐々にね、左とかそういうのじゃなしに左とかの時でもな、そないしてちゃんともうずっといい結果を出してくれてるからさ、そのままな、この調子でずっとやってくれたらチャンスは十分あると思うよなあ。まあ外国人（ノイジー）次第やな。アイツが今度いつや、7日終わりぐらいやな、だから（7日まで）あと4試合ゲームあるけど、それは無理やから。一応その後ぐらいからは（1軍本体の練習に）合流するようには言うとんやけどなあ」
－ノイジーの試合はもう少し先のイメージか
「どうやろな、そら、ちょっとパ・リーグと3試合やからな、（12日の）巨人戦とかはちょっとピッチャーとか見とかなあかんしなあ。初めてのセ・リーグなるしなあ。だからチームというか、一緒のメニューに、この（7日までの）4試合終わって合流できたら徐々にあがっていくと思うけどなあ」
－右膝の張りを訴えていたビーズリーの検査結果は
「いやいやだから、（古傷の）あれは全然関係なかったんよ。それの痛みというかな、膝の裏のなんか言うてたけどなあ。そんなんあんまりそこまで詳しくはないからアレやけど、（古傷が）悪化した、その場所じゃない。それに負担かかったて、また近くの場所に出たかもわからん」
－思ったより復帰には時間はかかりそうか
「そらかかるやろなでもなあ、膝、うーん。3月あと1カ月やけど、まあもう1人（K・ケラー）はなあ、まあ何とか（打たれた）次の日もブルペンに入るくらいやから、去年までいてるピッチャーは危機感を持ちよるわな。うちのピッチャースタッフの力を知っとるからな、自分が1軍に残れるのか残れないかいうのは。新しいやつは分からへんやろ。まあいなかったらいなかったで日本人で十分いけるからな、おーん。まあ、だから『絶対治せよ』とは言ってない。『早く戻ってきたらええと思う』よって」
－開幕に合わせろということではないか
「そんなん言うてない。期限も言うてない、1年間で治したらええと思うけど」
－梅野はその後右肘の状態はどうか
「もう大分ええ言うとったな。今日も中（室内）でスローイングしとったけど。まあこの（7日までの）4試合は別に無理ささんでもええと思うけどな、うーん。まあ一応1カ月でみんな（ブルペンで）受けたからな。この4試合で今いてるピッチャーはみんな投げるんかな、それからやな、ローテーションでうまいこと順番決めていくのはな」
－6日の侍ジャパン戦のところは才木と西純
「おん。（5日の）大竹の時はまあ、途中中継ぎも投げなあかんからな。もうあいつらだから、少なくとも3、4イニング行くから。まあ、中継ぎが投げられなくなってくるから。大竹ぐらいの時に中継ぎも、もうだいぶ投げるんちゃうか。そのイニングをな、やっぱり1回ちょっと、甲子園で投げとく方がええからな。まあ、外国人入れんでええからええやんか。だから、楽よ」
－B・ケラーの方は当分、投げないのか
「ファームで投げさすよ、おーん。（3日からの教育リーグ中日3連戦の）名古屋で。名古屋はだから村上、桐敷に、B（ケラー）が投げる」
－B・ケラーもファームで？
「当たり前や、そんなもん。そんな、お前、こっち（1軍）で簡単に投げられへんよ」
－この7日までの4試合が、9日オリックスとのオープン戦（京セラドーム大阪）からの逆算に入る前の最終チェックか
「そや、最終や。もう、この4試合で。まあ天気もええみたいやからなあ。暖かいしな、もう十分。みんな投げれると思うよ。先発は3、4（イニング）とかでな。中継ぎはみんな1ニングでも投げれたら。で、次の京セラか。9日からやな。うん。それからはもう、逆算していくよ。逆算して3回やからな。でも、ヤクルトだけ重なるんだよな。神宮3連戦がな、ちょうど。まあ、そこだけかな、ちょっとな。どうするかは。まあ、そんな新しいピッチャーは先発入るとしても、大竹くらいやろ。だから、あとは配置転換あるけど、まあ、それほど隠すことも、もうなあ。みんな何回も、この2年間ぐらいで、皆どんどん当たってるからな。結局な。別にそのな。普通通り行ってもええかもわからんけどな」
