阪神が11日のオープン戦日本ハム戦(甲子園)の先発を伊藤将司投手(26)から桐敷拓馬投手(23)に変更する。10日の日本ハム戦後に岡田彰布監督(65)が明かした。

岡田監督は「明日(先発が)桐敷なんよ。ちょっと伊藤(将)があんまりなんか、ちょっと肩よくないってな。まあ、そんなたいしたことないと思うけど、1回(伊藤将の登板を)飛ばす」と説明した。伊藤将はこの日の試合前練習の遠投時に、違和感を感じたという。

伊藤将はプロ入り2年間ローテーションを守り、一昨年10勝、昨年9勝と安定した成績を残し、開幕2戦目のローテーション入りが確実となっている左腕。まだ開幕まで3週間あり、指揮官は「そんな無理さす必要ないからな」と話した。

左腕の先発ではソフトバンクから現役ドラフトで移籍した大竹耕太郎投手(27)も候補のひとりだが、桐敷にとって、大きなチャンスが訪れた。

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