ロッテの先発ローテーション入り濃厚な西野勇士投手(32)が、21日に行われる広島とのオープン戦(午後1時開始、ZOZOマリン)で先発登板予定だ。

昨季は救援で37試合に登板し、3勝3敗、15ホールドを挙げ防御率1.73と貢献したが、今季は先発として期待されている。「自分の良さはテンポ良くストライク先行でいくところ。それが良い結果につながっていると思う。良い部分を継続していければ良い」と開幕を見据える。

2月16日の練習試合DeNA戦(宜野湾)に今季対外試合初登板して以降、オープン戦、イースタンリーグ春季教育リーグなど、4試合にいずれも先発登板してきた。4戦合計16回を投げ、14安打12奪三振2失点。四死球は1つもない。「後の投手につなげること、ゲームをつくることが先発の仕事だと思う。変化球も良くなってきていると思うし、その日の調子なりに投げていければ。あとは、悪かった時に試合中にどう調整するとかだけかなと思います」。ロッテだけでなく侍ジャパンのクローザーを務めたこともある右腕が、今年は先発としてチームに貢献する。【鎌田直秀】

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