中日の守護神ライデル・マルティネス投手(26)が31日の開幕戦に間に合うことが23日、分かった。同投手はWBCにキューバ代表として出場。開幕4日前の27日に再来日を予定していて、開幕カードに滑り込めた。

キューバはWBC準決勝で敗れたが、マルティネスは同国の守護神として帯同していた。3試合、4回3安打2自責点、防御率4・50と活躍。再来日の日程が未定だったため、清水の代役プランも進んでいた。「ライデルはいてもらわないと困る。そういう風に思っている」。立浪監督も守護神の再合流に胸をなで下ろした。

マルティネスとともにキューバ代表に招集されたロドリゲスの再来日はさらに遅れる。WBCでは先発調整をしていたこともあり、「ロドリゲスは時差ボケもあるだろう」と指揮官は説明。シーズンへの合流は、早くても4月4日からのヤクルト3連戦(バンテリードーム)になりそうだ。

昨季自己最多39セーブを挙げ、初タイトルのセーブ王を獲得した竜の絶対守護神の開幕メンバー入りは、最下位からの巻き返しへ追い風になりそうだ。

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