阪神ドラフト1位の森下翔太外野手(22=中大)は、24日からのオリックス3連戦で球団史を塗り替えたい。オープン戦3本塁打で、4本目を打てばドラフト制後の球団新人右打者では、1972年(昭47)の望月充を抜いて最多になる。それでも本人は開幕前最後の3試合に向けて泰然自若。「シーズン前に弾みをつける内容にしたい。チームが勝つことを優先しながら結果にもこだわっていきたい」と表情を引き締めた。

現在、4試合連続安打中で、打率3割5分、7打点、3本塁打、14安打はチーム4冠だ。開幕右翼を決定的にしているが、浮かれた様子はない。ラスト3試合で詰めておきたい部分を問われると「全部ですね」ときっぱり。「プロの環境に慣れ切れていない。しっかり最後のオープン戦でイメージしたい」。地に足をつけて最終調整に臨む。

【関連記事】阪神ニュース一覧