ソフトバンクは2日のロッテ戦で、球団創設85周年・ドーム開業30周年記念イベント「ダブルアニバーサリーデー」を開催する。

記念すべき福岡ドーム初の公式戦は1993年4月17日、近鉄戦。ダイエー先発の村田勝喜が1失点完投も、打線が近鉄の野茂英雄に2安打のみで、0-1の完封負けを喫した。現1軍監督の藤本博史は「7番一塁」でスタメン出場していた。

始球式には歌手の森口博子さんが打席に立った。森口さんは、今日この日のセレモニアルイベントに登場する。

福岡ドーム開業のアラカルトは以下の通り。

 

◆一番乗り 一塁側内野席の先頭を陣取っていたのは、粕屋郡篠栗町の阿高和枝さん。午前7時に駆け付けた。「パ・リーグトーナメントも全部来ているんですよ」と試合前から気合十分。

◆応援団 応援団のトランペットが15本、太鼓が内野に1つ、外野に2つまでと制限された。「ずっと平和台の応援を続けたいけど、やむを得ません」と応援会連合会の伊藤康雄事務局長。

◆当日券 当日は外野ファンクラブ席1000枚と内野指定席200枚を用意。開場10分前の11時30分に発売を始めたが、並んでいる時点で定員になり次第締め切った。

◆徹夜組 前日の午後3時ごろから熱心なファンが並んでいたが、保安上午前0時でドームを閉鎖した。そのため整理券150枚を発行したので徹夜組はなし。

◆警備員 福岡ドームの経営母体であるツイン・ドーム・シティ(TDC)側から、パ・リーグトーナメント時と同様、警備員約100人、アルバイト約1800人が動員された。

◆ベスト3 応援グッズの売上ベスト3は、Vメガホン、応援用のはりせん、ドームキャンデーだった。

◆お弁当 パ・リーグトーナメントの時より1000食多い6000食を用意したが、7回までに完売した。人気商品は「ホームラン弁当」と「野球弁当」(1000円)。

◆ビール ビールは約1万7000本(一本500ミリリットル、650円)が売れた。