オリックス山下舜平大投手(20)が2度目の登板でプロ初勝利を挙げた。3月31日の開幕戦(対西武)で開幕投手として1軍デビューしていた。
敵地での楽天戦に先発し、5回2安打無失点、10奪三振の快投を演じた。一問一答は以下の通り。
(ヒーローインタビュー)
-今の気持ちは
「うれしいです!」
-前回は開幕投手、今回は初勝利をかけて
「今日も開幕戦と変わらず1球1球、1人1人勝負という気持ちでした」
-初回から157キロ。5回まで毎回10奪三振
「途中苦しい場面もあったけど捕手の(若月)健矢さんを信じて投げることができました」
-ウイニングボールは
「もちろん母にプレゼントしたいと思います」
(記者かこみで)
「いいところで、ほしいところで三振を取れたのでよかったです」
-ウイニングボールは中嶋監督から?
「いえ、(本田)仁海さんからもらいました」
-長かったか
「やっと勝てたというのはあるんですけど、やってきたことがいい方向に行っているかなと思います」
-去年は4カ月投げられず。今日みたいな投球をイメージして過ごしていた?
「今思えばいい期間を過ごすことができたと思います」
-ずっと大器と言われ
「去年、野球ができなかった時から今年にかける思いは強かったので」
-4カ月投げられず。どういうモチベーションだった
「すごい先輩方がいて、追いつけ、追い越せと皆さんがやっている中に、自分も入らせてもらっている。このチームにいればゆっくりしているヒマはない。本当にいい環境で野球をやらせてもらっています」
-今日は余裕も見えた
「いえ、結構、走者を出して簡単にはいかない回もあったので、そういう時にゼロは一番なので、そこはよかったかなと」
-この前の森もだがワンバウンドを投げてもどんどんフォークのサインが出る
「今日も健矢さんが全部止めてくれたので、全然びびることなく、何も気にすることなく、フォークを投げ込むだけでした。そこは頼もしかったです」
-初勝利してみて次は
「先を見すぎず、次の試合、次の試合と思ってまた明日から練習したい。積み重ねが大事なので」
-自分の描く理想の姿と今の自分
「まだまだできると思うし、そういうつもりで練習している。どんな感じか自分では想像できないけど、どんどん超えていければと思います」