大経大が連勝で勝ち点を挙げた。開幕4連勝とした。

1-2の3回に石平創士捕手(2年=智弁和歌山)のソロで反撃開始。この回に追いつくと、3回には柴崎聖人外野手(3年=岐阜第一)の中越えソロで勝ち越し。その後も着実に得点を重ねた。

リーグ戦初本塁打の柴崎は「感触はよかったけど入るとは思わなかった。初回にチャンスで見逃し三振に倒れていたので積極的にいこうと思った」と納得の表情。8回にも適時二塁打を放ち、快勝に貢献した。

最後2回は林翔大投手(3年=乙訓)が連日の好救援で締めた。来年のドラフト候補に挙がる最速148キロ右腕は球威、制球とも申し分なし。「大事な場面を任されてもらっている。試合途中から作るのは難しいが、3人で抑えるつもりで投げています」と語った。

チームは4試合で33得点と打線が好調。投打がかみ合ってきた。プロで豊富な指導経験がある高代延博監督(68)は「取り組んでいる成果は出てきているのかな。まだまだこのままではダメだけど、最終節で対戦する大商大と勝ち点を取った方が優勝というところまで持っていきたい。選手には2位でも6位でも一緒という気持ちでやってもらいたい」と意気込んでいた。