ロッテ佐々木朗希投手(21)の次回登板が、21日のソフトバンク戦(午後6時開始、ZOZOマリン)に正式決定した。

19日、日本ハム-ロッテ戦が行われるエスコンフィールドで試合前にブルペン入りし、スライダーとフォークも交えて23球。投げる姿を確認した吉井理人監督(57)が「中6日で。思ったより元気だったので、大丈夫です」とゴーサインを出した。

佐々木朗と一緒にタブレットで投球内容を確認しながらのブルペンだった。「どんな感じで投げたらどんな数字が出るかというのを分かっていたら調子悪い時も調子良い時もチェックになる」。2人で画面を見ながら会話する場面もあり、「特にスライダーを練習中なので、どういうふうに投げたらどんな変化するとか、どんな回転するとかをチェックしながら、練習しています。回転の向きと横と縦の変化量ですね」と説明した。

佐々木朗は調整などが順調ならば、今後も中6日のローテーションを守っていく予定だ。14日のオリックス戦では1安打11奪三振無失点で山本に投げ勝ち、次はソフトバンク3連戦の初戦となる。その後も、28日オリックス戦(京セラドーム)、5月5日ソフトバンク戦(ZOZOマリン)と続く予定。昨季の1位、2位チームと、4週連続で3連戦初戦を任せ、上位斬りをもくろむ。【鎌田直秀】