ベテランが意地を見せた。ソフトバンク先発の和田毅投手(42)が5回2/3を3安打2失点。

先発投手が5イニング以上を投げ切るのは、16日楽天戦(楽天モバイルパーク)の大関以来、6試合ぶりだった。「野手に助けてもらい、6回途中まででしたが投げる事が出来て良かった」。先発の役割を果たし、70球でマウンドを降りた。

3回までは無安打投球。中11日を空け、自慢の直球も抜群の走りだった。3点先制した直後の4回1死から島内、浅村に2者連続ソロを浴び「先制してくれたあと、すぐに失点してしまったところは反省。もう少し注意して投げていれば、ホームランは防げたかもしれない」。反省の言葉を並べたが、無四球、5奪三振の好投だった。

開幕からペイペイドームで5連勝は、93年に福岡ドームが開業して以降は最長タイだった。今季はドーム開業30周年。節目の年での記録更新に向け、百戦錬磨の和田は左腕を振った。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧はこちら―>