阪神ミエセスがウエスタン・リーグのソフトバンク戦で1号ソロを含む2安打1打点と昇格へアピールした。

8回の第4打席でソフトバンク甲斐野のスライダーを左翼へ運んだ。打線の救世主として期待する岡田監督は練習後に引き揚げる際に報道陣から聞き「打った!」と笑顔。「(その前の打席の)ヒットと四球は見たけどな。(いずれも)有原からな」と、中継映像でチェックしていた。試合後は「まだまだ」と、即昇格は否定した。

■2軍調整中の湯浅キャッチボール

右腕のコンディション不良で2軍調整中の湯浅が、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場でキャッチボールを行った。最長距離は60メートル程度。ブルペンでは捕手を立たせて約20球を投げた。「5、6割くらい。ちょっと上がりました」と、少し強度を上げたことを明かした。肘への負担などを数値で確認できる「パルススロー」を腕に装着し投球する日々。「自分、どんどん上げていっちゃうので。数値を見ながらできるのはいいと思う」と話した。

■才木、板山が2軍練習に合流

1日に出場選手登録を抹消された才木と板山が、鳴尾浜球場で行われた2軍残留練習に合流した。この日から福岡・筑後で行われている2軍ソフトバンク戦には出場しない。才木は自身3連敗、板山は打率5分9厘と不振で2軍降格となった。板山は「結果を出していれば上げてくれると思うので、そこはもう1回、まだ5月なので一生懸命やろうと思います」と気合を入れ直していた。

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