法大は、早大と延長12回の末に0-0の引き分けとなった。1勝1分1敗で、第4戦にもつれることになった。加藤重雄監督(66)は「もう1本が出ない苦しい試合だった。ピンチもあったが、投手陣がよくしのいでくれた」と話した。

篠木健太郎投手(3年=木更津総合)は第1戦に続いて、中2日で先発。疲れを見せず、10回を141球で被安打5の7奪三振、無失点の力投を見せた。

2番手は、前日に先発し5回2失点で勝利を挙げた今秋ドラフト候補の最速150キロ左腕、尾崎完太投手(4年=滋賀学園)が延長11回からマウンドへ。「投げるつもりで、ずっとブルペンにいました。昨日よりも今日の方が投げやすかったです」とさらり。12回2死の場面で、左手親指のまめがつぶれて血が出たため、ベンチ裏で処置を受けた。間が空いたが集中力は切れず、2回を被安打1の3奪三振、無失点。「(第4戦の)明日も自分の中では投げると思っています。長いイニングでも、短いイニングでも、0に抑えたい」と意気込んだ。

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