阪神が昨年6月以来の6連勝を飾り、貯金に9に増やした。3番シェルドン・ノイジー外野手(28)が4回にチーム初安打を放ち、先制のホームを踏んだ。5回には貴重なタイムリーで4戦連続のマルチ安打。先発西勇輝投手(32)が7回1失点で2勝目を挙げた。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

 

(昼にナゴヤ球場の2軍を視察)

「暑いなあ」

-湯浅が故障後、実戦初登板。1回3安打2失点

「腕振れてないもんな。まだもうちょっとな。どんどん投げれる状態やったら、どんどんお前ゲームでやっぱ投げなあかんなな。上がる時には万全でな」

-3安打も浴びた

「バッターはイメージで構えるからな。やっぱ150キロぐらいのボールが来ると思って、そういう構えで行くから、それで来んかったらやっぱり打たれるわ。思ったよりも来てないな、と思ってな。そんなもんや、バッターは。速い速いと思てるから、あんま来てないなってなるやん。ならやっぱ打てるよな」

-湯浅の復帰は交流戦ぐらいからか

「いや、まあそんなんそんなん。湯浅次第やな。ゲーム次第や。日にちは決めてない」

-森下も2打席見た。2点適時打と3ランで5打点

「森下もだいぶようなってきたな。また戻ってきたな」

-バットが出るようになったし内容もある。

「そんなん何人も(1軍に)上がられん…」

-期待の前川も結果を出した

「だから枠があるから、そんなもん」

-森下は右打者であの右中間にあの本塁打が打てる

「元々どっちか言ったら、向こうの方やからな、うん、バットの軌道がな」

(試合後)

-序盤ピンチがあったが、粘れた

「そうやなあ。まあなんか、(涌井の)2段モーションな、ぜんぜんタイミング合わんかったからな。(打順)一回りな。ちょっとなんか、(体を)ひねったというかな」

-塁に出たら2段モーションはできない

「塁に出たら、ああやってできへんからな。塁に出たらと思ってたけどな」

-4回、5回と2死からの得点

「うん、まあ、だから、3回まで、みんな振り遅れてるいうか、タイミングが合わんかったから。あの、なんか、2段にひねったようなな、右足な。あんなん前はそこまでひねってなかったけどな」

-ノイジーは2打席目で涌井に対応した。状態が上がっている

「まあ、塁に出たらああいうことできへんからな。塁に出たら普通にいけると思ったけどな。ああいうタイミングで投げられへんから、フォアボール、ボール多なるもんな」

-6回は佐藤輝のヒットから盗塁、進塁打、犠飛といい形で追加点。

「そうやなあ。ヒット1本でお前、1点取れるんやからな。」

-選手も自分の役割を分かっている。

「役割というか、走れ言うたら走って、進塁打打て言うたら進塁打打って、犠牲フライでなあ、最低限で、そういうことやろ」

-佐藤輝の足での貢献も大きかった。

「あれが一番行けるよ、他全然行かれへんかったんやん。近本も中野もなあ。あれが一番一発でいける。佐藤輝はなあ」

-6回の攻撃は8番の木浪が打ってるから、ああいう動かし方ができたのか。

「まあ、動かし方て、まあ、なあ、ここはそんな連打ない、続けへんからなあ。まあ、うまいこと点取るしかないよな。そんなの。調子とかなしに、サード行ったら、調子の悪いバッターでも何かバット当てたらどっか飛んでいきよるって。はっきり言って。ヒット打たんでもええやんか。外野まで打てるようなボール来たらええだけやから。それだけのことや」

-ノイジーは長打はないが、これが求めていたもの

「いやいや、そら広角に打てるっていうか、甲子園でそんな20本も30本も打てへんで。外国人でも。無理やで。そんな外国人いてないわ。日本に来えへんよ。そんな外国人。うん」