阪神佐藤輝明内野手(24)が本拠地甲子園で、2リーグ分立以降の球団8000号となる8号ソロを放った。

4点を追う4回。先頭打者として左腕玉村の初球143キロツーシームを強振。大歓声とともに、中堅フェンスを越える123メートル弾となった。

初回から5点を追う苦しい展開の中、ノイジーが3回に放った3号ソロで王手。佐藤輝は球団にとって節目の1発と聞くと、「マジですか!? 背番号も8だしキリが良くてうれしいです」と喜びを語った。

なお、ホームランボールはすでに回収されており、20日から甲子園歴史館に展示される。

 

【阪神2リーグ制以降(1950~)区切りの本塁打】

 

▼1号 藤村富美男(1950年)

▼1000号 ソロムコ(1963年)

▼2000号 遠井吾郎(1972年)

▼3000号 佐野仙好(1979年)

▼4000号 真弓明信(1985年)

▼5000号 ディアー(1994年)

▼6000号 金本知憲(2003年)

▼7000号 新井良太(2012年)

 

▼阪神が1950年(昭25)の2リーグ制後、セ・リーグ通算8000本塁打を達成した。ノイジーが3回に左翼スタンドへソロ本塁打を放り込みリーチ。佐藤輝が4回にバックスクリーンへソロ本塁打を放ってメモリアルアーチとした。50年に藤村富美男が1号本塁打を放ってから、74年目にして8000本へ到達。なお、阪神がセ・リーグで8000本への到達が最も遅い。