広島が2カード連続で負け越し、4位に転落した。

阪神先発の才木は、前回対戦まででプロ通算13勝のうち5勝を献上している相手。この日も2回2死二塁、3回無死二塁など何度も好機をつくったが、決定打を奪えなかった。粘投を続けていた先発のアンダーソンが右足がつるアクシデントで5回途中で降板後、中継ぎ陣もピンチをしのいできたが、8回に島内が梅野にダメ押しの2点打を浴びた。

チーム唯一の適時打を放ったのは19日に昇格したばかりの林晃汰内野手(22)。7回2死二塁で才木のフォークを捉え、中前に運んだ。「ずっと合ってなかったので、なんとか当てた結果、センターまで抜けてくれた。(フォークは)チャンスの場面だったので頭に入れつつ」と振り返った。

2回2死二塁では空振り三振に倒れた。「1打席目がチャンスの場面だったので、もう1回チャンスが回ってきたときに絶対かえすという気持ちだった。それは良かったと思います」。

2年ぶりの1軍となった19日からの阪神3連戦(甲子園)は10打数2安打3打点。「思い切ってできた部分もありますし、反省もある。そこをしっかり来週につなげていきたい」と気合十分。1軍戦を「むっちゃ楽しいですね」と表現し、一層の活躍を誓った。

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