楽天のドラフト3位ルーキー右腕、渡辺翔太投手(22)がプロ初登板を果たし、2回を完璧に抑えた。

この日、1軍初昇格したばかり。2-8の4回から3番手で上がった。自己最速を2キロ更新する154キロの直球を軸に、2イニング連続3者凡退に抑えた。4回2死からは、村上を148キロで押し込む一ゴロに打ち取った。

「ピッチングコーチから『腕を振っていけ』と言われて、真っすぐをファームで磨きをかけてきて、本当にそれで自信を持って真っすぐを投げられてよかったかなと思います」と納得の表情で振り返った。

村上を抑えたことには「今年初めてプロ野球の世界に来て、去年、村上宗隆選手は56本ホームラン打ったのは知っていますし、去年から(ヤクルト)打線が、あんまり名前も変わっていないと思うので、そこは自分もプロ野球選手という自覚を持って名前負けだけはしないように全力で投げることができてよかったです」と力強く話した。