2年連続30セーブ以上の3年目栗林良吏投手が、通算116試合目でプロ初勝利を手にした。

1点ビハインドの7回に2番手で登板。2死から加藤豪に右前打を許したものの、4番万波を遊ゴロに打ち取った。直後に味方が逆転して白星が転がり込んだ。「めちゃくちゃうれしかったです。今年いいことが全然なかったので。WBCの離脱もそうですけど、そういうことも含めて今年一番うれしいです」。記念星を素直に喜んだ。

▼3年目の栗林がプロ初勝利。前日までの栗林は通算115試合に登板して0勝8敗75セーブで、この日が通算116試合目。初勝利まで要した試合数は00年7月18日柴田(近鉄)168試合、17年4月20日祖父江(中日)142試合、20年10月7日平田(DeNA)130試合、68年8月19日緒方(サンケイ)128試合に次いで5番目に多かった。

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