「第44回日米大学野球選手権大会」(7月8~13日、米国)に出場する侍ジャパン大学日本代表がENEOSと対戦し、逆転負けで黒星を喫した。

大学日本代表は、最速153キロ右腕の今秋ドラフト候補、青学大・下村海翔投手(4年=九州国際大付)が先発。3イニングを被安打2の無失点に抑え、試合をつくった。

3回2死満塁のピンチでは、ENEOSの今秋ドラフト候補、度会隆輝外野手(20=横浜)を内角カットボールで一ゴロに仕留めた。「打たれたら仕方ないと割り切って、初球からインコースに投げきることができた。イメージ通りに打ち取れました」と振り返った。

3回には、自己最速にあと1キロに迫る152キロをマーク。青学大からは中島大輔主将(4年=龍谷大平安)をはじめ最多の5人が代表入り。「正直、自分は選ばれてホッとしました。5人全員でめちゃくちゃ喜びました。中島はチームワークをつくるのがうまいので、今の代表も雰囲気がいい。みんないるので、緊張せずにできています」と話した。