日本野球機構(NPB)は5日、マイナビオールスターゲーム2023(19日=バンテリンドーム、20日=マツダスタジアム)の監督推薦選手を発表し、日本ハムから加藤貴之投手(31)が選出された。

オールスター出場は初。ペイペイドームで行われた記者会見では、「(オールスターは)テレビで楽しむものだった。まさかなんですけど、見ている人を楽しめられるように頑張りたい」と意気込みを語った。

テレビ越しで見てきた球宴の舞台に立てることに自身も驚いている。「まさかでしたね。出られると思っていなかったので、率直にびっくりした」。他球団選手との交流は控えめにしながら過ごす。「僕は人見知りなので。隅っこの方で応援しています」と、自分流で華やかな舞台を楽しむつもりだ。テンポの良さが武器で、マウンドではいつも通りの投球に徹する。「ストレートを投げがちですけど、変化球とかも、普通にいつも通りのピッチングをしたい。テンポ良く投げようかなと思っている」と淡々と語った。

加藤貴は今季開幕投手を務めるなど、ここまで14試合に先発し、5勝6敗、防御率2・53。5月は4試合に先発して3勝0敗、30イニングで自責点1という好成績を残し、5月の月間MVPを初受賞した。

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