オリックスは敵地で連勝とはならず、首位を再びソフトバンクに譲った。

先発の宮城大弥投手(21)が5回6安打4失点で3敗目。初回は3者凡退と上々の出だしも、2回1死から四球を出すとフランコ、辰巳に連続で長打を浴びるなどこの回3失点。5回も連続三振を奪った後、2連打で1点を失った。

「入り自体は良かったと思いますし、ちょっと無駄なフォアボールから始まってますので、なんとか修正したいなと思います」。降りしきる雨には「向こうも同じ条件でやってますし、言い訳で終わりたくないので、なんとか次やり返せるようにしたい」と言い訳しなかった。

中嶋聡監督(54)は「そこまで悪くないと思ってたんですけどね。ちょっと連打になったところは、どうしてもちょっと甘くなったのかなと思いますけどね」。今季は苦戦した次の試合でしっかり修正してきているだけに「そこまで不調というわけではなかったと思うんですけど、何が原因なのかですね。そこをしっかり突き詰めなきゃいけないと思います」と話した。

前夜に12安打9得点を挙げた打線も、この日は初対戦となった楽天ドラフト1位荘司を前に6回まで5安打に抑え込まれるなど苦戦。「ボール球にボンボンボンボン手を出していたら苦しくなるので、そこを我慢しようという話だったんですけど。なかなかそれができなかったかなと」。一夜明けて、再び猛打を取り戻したい。

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