日本ハム清宮幸太郎内野手(24)が、子どもたちとの約束を守った。

1点差に詰め寄った5回2死一塁、カウント2ボールから楽天先発田中将の148キロストレートを右前に運び、右翼手のミスもあり2死一、三塁とチャンスを広げた。一塁ベース上では、両手の親指と人さし指を使って「Sポーズ」を決めた。

今季、チームでは安打時に、塁上で両手の親指と人さし指を合わせて四角いスクリーンをつくる「ピクチャーポーズ」が定着。清宮は10日の学校訪問で訪れた札幌西園(せいえん)小の児童と、安打を放った場合に、このピクチャーポーズを変形させ、西園小の「S」を意味する「Sポーズ」を披露することを、約束していた。

1回の第1打席は中飛、3回の第2打席は右飛に倒れていたが、第3打席で、この日最初の安打を放ち、「Sポーズ」。8回1死での第4打席でも中前打を放ち出塁すると、2打席連続で約束していたポーズを披露した。