広島が森下暢仁投手(25)の今季初完封で勝利した。打線は5回に2戦ぶり先発の小園が2号2ランで先制。その後は無安打に抑えられるも、好守で森下を援護した。4位転落を免れ、再び4位巨人とのゲーム差を1・5に広げた。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。
-森下投手は毎回のように走者を背負う立ち上がりから完封
新井監督 調子がいい方ではなかったと思うんだけど、要所を締めながらよく頑張って投げたと思います。アツ(会沢)のリードも良かった。
-守備も含めて守り勝った
新井監督 最後もそうだけど、バックもよく守った。本当にナイスピッチングだったと思います。
-2戦ぶり先発の小園選手が先制弾
新井監督 いいホームランでしたね。いつも言っているけど、ヒットが出ていなくても内容は良かった。ファームから帰ってきて、打つ方と守る方、走る方と、ちゃんと区別してできている。今日もホームランも素晴らしかったですけど、守る方も球際が良かったと思います。球際が強くなっていますね。
-西川選手、菊池選手と主力2選手を欠いた試合での勝利は価値がある
新井監督 本当にみんなで勝った試合だと思いますし、龍馬は替えがきかない選手ですけど、そこにまた若い選手にチャンスがあると思いますし、力をつけてもらいたい。“若いの出てこいや!”という気持ちです。
-そのような言葉を試合前のスタッフミーティングで発言したと。こういうチーム状況でこそ、マイナスに思考にならないという徹底か
新井監督 もちろん、もちろん。起こってしまったことはしようがないこと、変えられない。じゃあ今からどうしていこうかということを考えるのが自分たち、自分の仕事だと思う。
-この日の4番はデビッドソン選手でしたが、明日以降は
新井監督 なかなか龍馬の替えはきかないので、今日はジャイアンツのブルペンにいい左投手がたくさんいるので、あんまり左左左左(と並ぶ打順)にしたくなかったので、マットに右打者として4番に入ってもらった。その辺はフレキシブルにやります。
-前半戦勝率5割以上が確定した
新井監督 知らないですから。そういうところは全然、私知りません。目の前の一戦です。