楽天は1点差負けで後半戦黒星スタートとなった。

先発辛島は4回に2死無走者から呉念庭への四球と長谷川の適時二塁打で先制点を献上。同点に追い付いた直後の5回2死二塁では源田に決勝の適時三塁打を浴びて3敗目を喫した。

打線は1点を追う5回に阿部、辰己の連打と失策で無死満塁から好調の1番村林が同点右前適時打…と思われた。だが、ライナー性の打球にスタートが遅れた一塁走者の太田が二塁でフォースアウト。右ゴロの間の得点という珍しい形で試合は振り出しに戻したが、続く小深田のセーフティースクイズは失敗するなど追加点を挙げられなかった。

試合後の石井一久監督(49)の主な一問一答は以下の通り。

 

-5回は追いついた後に、もうひと押ししたかった

石井監督「まあ、そうですね。まあ“たられば”になっちゃうんで、そこは話すつもりはないですけど…」

-右ゴロになった場面は、二塁でアウトとなった一塁走者の太田はライナーバックでしょうがない?

石井監督「もう1回、映像は見ますけど、ライナーに近い打球だったんで。そこら辺は、その判断というところは本人がしないといけないですけど…あれをインパクトゴー(打った瞬間にスタート)をして、二塁に間に合ったかなっていうぐらいのとこだったんですけど」

-先発辛島について

石井監督「フォアボールがもったいなかったですね。要所、要所で球が高くなったところが捉えられたかなと思います。振り返ってもらえば、分かると思うんですけど、打たれたボールは高くなってしまったので。あとは辛島のゾーンにしっかりと投げられたと思います」