阪神が広島との首位攻防第1ラウンドを制し、1日で首位を奪回した。10連勝と勢いに乗る相手をホームでねじ伏せ、ゲーム差0で再び勝率で上回った。

先発村上頌樹投手(25)が7回5安打2失点で3試合ぶりの白星となる7勝目をゲットした。3回に小園、野間に連続タイムリーを浴びて逆転されたが、その裏に打線が再び逆転。その後は無失点を継続した。

打線は3番森下翔太外野手(22)がプロ初の4安打と躍動した。初回1死二塁。試合前まで防御率0・00だった広島先発野村の甘い変化球を捉え、中前へ先制タイムリーをマーク。自己最長の連続試合安打を7に伸ばした。1点を追う3回1死一、二塁では右前打を放ち、右翼手の野間が後逸する間に一気に2点を奪って逆転した(記録は2点適時失策)。5回1死では詰まりながら左前に運び、プロ初の猛打賞。6回は右翼線へ2点適時打をマーク。4安打3打点で5得点に絡む暴れっぷりだった。

投打で若手有望株が活躍し、首位に返り咲いた。

【動画】阪神ドラ1森下翔太がプロ初の4安打!

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