DeNA牧秀悟内野手(25)が同点打と勝ち越し打を放ち、本拠地の連敗を8で止めた。

5回2死一塁、中日小笠原の142キロをはじき返すと、打球は風に乗って右翼フェンスまで到達。一走の桑原を本塁へ迎え入れる同点三塁打となった。7回1死一塁では右中間を割る適時二塁打。「今日は野手が粘り勝ったんじゃないかなと思います」と胸を張った。

前カードで阪神に3タテを食らい、チームは「自分が入ってから今までないくらい、暗い雰囲気だった」という。この日もエース今永が初回4失点という波乱の幕開け。だが4回、牧が9球粘った末に勝ち取った四球が、ソトと大田の2者連続アーチにつながった。

ハマスタでは7月6日以来となる勝利で、再び3位に浮上。「自分のことなんですけど、今日、嫁の誕生日でした。いつもありがとう~!!」とお立ち台で叫んだ。チームもファンも夫人も、皆が喜ぶ夜になった。

▽DeNA大田(約4カ月ぶりの1発を含む3安打2打点。今季初のお立ち台)「なかなか結果が出なくて前半苦しんだけど、こういう日のためにコツコツ頑張ってヒーローになれた。神様っているんですね」

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