阪神が巨人に1点差で競り勝って今季3度目の5連勝。貯金を今季最多の19とした。1回から巨人菅野を攻略し3回途中5失点でKOさせた。8回には森下の4号2ランで3点差にしたが、その裏1点差に追い上げられた。9回も岩崎が走者を2人出したが何とか逃げ切った。岡田彰布監督(65)の試合後の一問一答は以下の通り。

(テレビ)

-勝ち切った

「まあ同点やと思っていたところをね、中継(プレー)で。まあ1回も追い越されなかったというのが大きかったですね」

-リクエストが明暗をわけた

「ずっとシートノックというか、連係とかね、ずっと言っていたことが一番いい時に生きたですね」

-7回には加治屋が3者凡退で流れを渡さず

「そう、だからね。ちょっと入れ替えで。ちょっと(昇格予定の石井が)発熱とかで、本当に今日はそれがモロに出てしまったというような、あと1イニングをどうしようかというのは、あったんだけど。まあ打たれながらも追い越されなかったというのがやっぱり大きかったですね」

-先発の西純は6回4失点

「いやいや、2点ね、(最初に)失ったけど。まあ、ここはホームランは出るんで。もうちょっと慎重にいってほしかったですね」

-9回は岩崎がしめた

「もう岩崎しかいないんで。もう信頼して出しているんで」

-森下の2ランは

「いやあ、もう1点差なってね。やっぱ大きかったですよ、はっきり言うて」

-打って欲しいところで打っている

「いやいや、もうその通りですね。(森下の2ランでリードが)3点やったんでこれで安心したんですけどね」

-巨人先発菅野を5失点で3回途中KO

「ずっとヒットは出てたんで、まあ、あとチャンスでもう1本というのはね。ヒットの割に点が取れてなかったのはあるんですけど」

(ペン囲み)

-森下はフルカウントから粘って

「あそこはもうエンドランじゃなしにね、(サインは)スチール。(森下は)ゴロ打つんじゃなしにな」

-8回も何とか追い越されなかった

「(秋広の本塁クロスプレーは)こっちから見てもアウトと思ったけどな、前で(梅野が)タッチしとったからな」

-中継プレーがチームに浸透している

「いやいや、だから一番大事なところで出たようなあ、やっぱりなあ」

-1死一、三塁の大ピンチをKケラーがよく抑えた。

「もうなあ、石井がいてなかった、もう、本当やったら石井いっとったよ、なあ。まあ、だから、馬場にかけたけどなあ、ああいうふうになったからもう、、やっぱり三振取れんのはケラーやな、おーん。で、やっぱり何ていうの、小さいことやらんバッターになってからな、長野とブリンソンやろ。だからケラーの方がええかなと思た」

-岩崎はさすが

「いやいや、もうずっとね、だいぶちょっと負担かけてるけどなあ」

-打線が好調で、先手先手で点を取れている

「どっかでな、もう1本出たら楽なんやな。その、追加点っていうか、なんかもう、ここでね、あと1点、2点取ってたら、だいぶ、向こうも、戦闘能力なくなるみたいな。だから、ツーラン、ソロはそうでもないけど、やっぱ、(相手が)ツーラン、ツーランとかなったら、やっぱりここは、この球場は怖い」

-岩貞が、ちょっと

「先頭のフォアボールやろ。先頭のフォアボールやろ、絶対」

-死に物狂いで巨人も来ている中、しっかり勝ち切れた

「勝ち切れたというか、勝ちゲームやからな。5対0からのスタートやからな。3回までにな。いや、勝ち切れたよりも、やっぱ絶対勝たなあかんゲームになってしもうたわな、そういうのは、そういう時の方が結構しんどいよ。最初にああやって点差開いた方がな」

-勝って当然と

「そういう展開になるからなあ。シーソーゲームの方がまだな、楽なことは楽やわ。はっきり言うてな」

-その中で貯金がまた1つ増えた

「6連戦の今日な。1つ勝っておけば、ね、だいぶ後々が楽になるなと思ってたからね。結局は、落とせんゲームになってしもうたわな。結局は。落とせんゲーム言うことは、しんどいゲームになってしもうたいうことや。しのがなあかん展開になってしまうもんな、結局は。シーソーゲームの方がラクやで。どっちに転ぶかわからんゲームの方が楽や」

-こういうゲームはチームを強くする

「おん。強くするて、強なってるんちゃう。だから、こういうふうに負けないことが大きいわな。やっぱりな。1点差やけどな」