西武平良海馬投手(23)が自己最長の8回を投げ、今季7勝目を挙げた。8回を終え2失点、106球。松井稼頭央監督(47)ともベンチで話し、ここで役目を終えた。

「球数も球数ですし、来週も試合があるので備えないといけないので。無理に行かずにという感じですね。疲れましたし」

平良らしく振り返った。チームは4週連続6連戦のまっただ中にある。序盤は制球がなかなか落ち着かなかったものの、価値ある白星へと導いた。

志願して先発転向し、初めての夏を迎える。少しでも疲労を取る-。そのために目を閉じた。DeNAバウアーからの金言だった。同じYouTuber同士…というわけではないが、もともと興味津々だったこともあり、球宴で会話が弾んだ。

「睡眠がリカバリーで大事でけっこう寝てるって聞いたので、ちょっと早めに寝るようにします。バウアーは9時間とか10時間寝るって言ってました。僕はこれまでは6時間とか7時間っすね」

これまで大きく負け越しているロッテ相手に、3連戦の頭を取った。先発投手として価値の大きな白星になった。またゆっくり寝て、翌週に備える。防御率も1点台突入が近づき、先発投手としても頼もしさを増している。【金子真仁】

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