日本ハム加藤貴之投手(31)が約2カ月ぶりの白星で6勝目を手にした。1-0の2回。2本の内野安打を含む3連打に、味方のエラーも絡んで一時勝ち越しを許したが、打線の援護に助けられ5回2/3を6安打3失点(自責1)にまとめた。「最近では一番、球自体は良かった」のに、納得できず。7試合ぶりの勝利も笑顔はなく「勝ちが付いたのはうれしいですけど、ふがいないというか…。反省ばっかです」と、口元を引き締めた。

6月23日ロッテ戦(ZOZOマリン)を最後に、長らく白星から遠ざかっていた。建山投手コーチは「先制点を許してはいけないとか、本人も、あまりポジティブになれていなかった。勝ちが付くと流れが変わるかなと思って」と、あえて6回2死一塁で交代を決断。「今日、勝てたので、次の登板は、いつもどおりの加藤でいけると思います」と“左のエース”復活を期待した。

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