4番が決めた! 阪神が今季8度目の劇的なサヨナラ勝ちで3連勝を飾り、優勝マジックを「25」に減らした。貯金は今季最大の25。延長10回、2死から近本が中前打で出塁。続く中野、森下が四球を選び、満塁のビッグチャンスで4番大山悠輔内野手(28)が左前へサヨナラ安打を放った。試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

 

-四球は大事なところで選ぶのが大事と話していた

「そやなあ、もう延長なって、そのボール球を見極めた時が一番声が出るなあ、ベンチが(笑い)」

-ベンチのムードはシーズン序盤と変わってきたか

「いやいや、今の方が声出るな、シーズンの最初よりもな。やっぱりそれはみんな分かってることであって、最後も四球、四球やで、2番、3番のな、そういうことやんか。あれ近本だけやもんな、ヒット、満塁なったけど」

-森下も久しぶりに当たりが戻った

「いやいや、(5回の)3打席目、もしチャンスやったら代打いこと思てたよ。ランナーなしで、あそこ四球選びよったからなあ。それでちょっと我慢したんよ、で4打席があった」

-代走の熊谷も速かった

「ああ、まあ、その前に走れんかったからなあ。うーん。でも、ここは、(外野の)間いって、バウンドが跳ねるからね。まあ2アウトだったら、打ってゴーだから。まあ、同点に追いつけばというのがあったからね」

-島本は宇佐見を三振に取ったところでコーチがマウンドへ

「うん。いや、満塁でもええ言うたんよ。木下嫌やったら。勝負にいってね。だから、別に逃げてのあれはフォアボールではないからな。勝負球いって、いいところをな、ほんのちょっとボールになって、3ボールになったから申告敬遠でも、それは最初から、満塁で溝脇でええ言うてたから」

-6回ピンチで登板した桐敷がイニングまたぎで好投

「おお、あそこでなあ。あそこも細川までいったら右に代えてたけど、うまいこと(3番カリステを)ゲッツー取ってなあ」

-終盤はやるべきことができた

「そうやなあ。まあ、やるべきことって、フォアボールはあかんけどな。(加治屋の)延長入ってからのフォアボールはあかんわ。まして先頭とかな。そのへんやなあ。まあ、向こうも。こっちが勝つときはそうなんやけどなあ」

-島本の働きが大きかった

「いやいや、今日は島本が本当に頑張ったよ。宇佐見にはいつも打たれとったからな。あそこは島本しかなかった、はっきり言うて」

-9回の岩崎も安定

「まあ、そらもお。同点やったら表を0点に抑えておけばいいし」

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