首位オリックスが敵地での西武3連戦で3連勝し、今季最長の6連勝とした。

先発の宮城大弥投手(21)が今季3度目の完封勝利で9勝目。3年連続の2桁勝利に王手をかけた。

これでチームは7試合連続の1失点以下で、戦前の1941年8月2日名古屋戦から同12日黒鷲戦に並び、82年ぶりの球団記録となった。

打線は3回1死一、三塁で、宗佑磨内野手(27)が西武先発・隅田の144キロ直球を捉えて先制。なお1死一、二塁で、中川圭太内野手(27)が12号3ランを放ち、一気に4点を援護した。

さらに7回2死三塁で、再び中川圭が中前適時打を放ち、ダメ押しの5点目を入れた。

この日のロッテ-ソフトバンク戦(ZOZOマリン)でロッテが負けると25日に、ロッテが引き分け以上だと最短で26日にも優勝マジックが点灯する。

▼宮城が今季3度目の完封勝ちで、オリックスの失点は17日ソフトバンク戦から1→1→1→0→1→0→0。7試合連続1失点以下は17年8月16~24日ソフトバンク以来で、オリックスにとっては41年8月2~12日以来、82年ぶり2度目の球団タイ記録。これでオリックスの先発投手は18日日本ハム戦の3回から40回2/3イニング連続無失点となり、8月の先発投手は防御率1・51。先発陣が抜群の安定感を見せるオリックスが、今日の試合で42年南海と大洋、66年巨人がつくった8試合連続1失点以下のプロ野球記録に挑戦する。

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