DeNA東克樹投手(27)が7回1失点で、ハーラー単独トップの11勝目を挙げた。

ストライク先行で投げ込み、6回まで二塁を踏ませなかった。だが久々の中5日登板に疲労もたまる。「7回はバテていた。最後は本当に気合で投げました」。広島デビッドソンに中前適時打を許したが後続を断ち、2試合連続の無四球でマウンドを降りた。

10勝左腕対決を制した。打線は床田に今季ここまで1度も勝てず、3日の対戦でも9回を0点に封じられていた。チームの連敗を4で止め「床田さんとの投げ合いに勝てたことがすごく大きい」と喜んだ。

6月1日の楽天戦から自身7連勝。球団の左腕では、3度記録した野村弘樹以来、2人目となった。11勝もルーキーイヤーに並ぶ自己最多タイだが「(重みが)全然違う。新人の時はがむしゃらに投げていた。今季はカード頭だったり重要な1戦が多くて、その中で勝てているのは財産になる」と価値を感じていた。

▽DeNA三浦監督(連敗が4でストップ)「(前夜の負けで)貯金がなくなっただけで、シーズンが終わったわけじゃない。思い切ってやろうという話はしました」

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