DeNA牧秀悟内野手(25)が、決勝の2点適時三塁打を放ち、プロ3年目で100打点に到達した。

1-1で迎えた延長10回2死一、二塁、カウント1-1から阪神石井の外角の速球を右翼線にはじき返した。

「1番のタイシさんがチャンスを作ってくれたので、何とかとかえせるようにと思って、打席に入った。チャンスだったので、何とかして、打ちたいなと。良い形で打てましたし、一塁ランナーの佐野さんもホームにかえってくれたので良かったです」

この日は6回に先制の適時打を放ち、98打点とし、延長10回の決勝打でリーグトップの100打点に乗せた。チームの全打点となる3打点で勝利に導き「本当にチームが勝てて良かったなと思います」と安堵(あんど)した。

今季、甲子園では打率3割8分9厘、5本塁打、13打点と抜群の相性。チームも甲子園で5連勝を飾って、勝ち上がれば、CSファイナルステージの舞台となる甲子園でプラスのイメージを植え付けた。

残り10試合に向け、牧は「クライマックス(ファーストステージ)をハマスタでやりたいっていう気持ちでいるので、もう一戦必勝で、ピッチャーも野手もすごくいい形でゲームに入れてると思います」と気合の表情。甲子園に詰め掛けたファンに向け「少ない人数ですけど、めちゃくちゃ応援届いてました。また、ここに帰ってこられるように頑張りたいと思います」と力を込めた。

▼プロ3年目の牧が100打点に到達した。入団3年目以内に100打点を記録したのは、3年目の83年に103打点をマークした原(巨人)以来6人、8度目になる。現在、牧は打率2割9分6厘で28本塁打。3年目以内に「打率3割・30本塁打・100打点」は49、50年別当(神→毎)71年門田(南海)83年原の3人(4度)が達成しているが、牧はどうか。

【動画】DeNA牧秀悟、2点適時決勝三塁打で100打点到達 阪神森下にエラーつかず2打点に

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