今季限りで現役引退を表明している日本ハム谷内亮太内野手(32)が、「7番三塁」でスタメン出場した。

0-0の2回2死三塁のチャンスで迎えた第1打席は、カウント1-2からロッテ先発カスティーヨの低めスライダーに反応。鮮やかな中前適時打で先制点をたたき出し「木田さん、イラストありがとうございました。浅間選手、元気ですか」とコメントした。

細川の打席で二盗を試みアウトになったが、ベンチでは新庄剛志監督(51)と握手。3回に二塁の守備に入る際、スタンドから大きな拍手を受けていた。

守備位置は2回から一塁、3回は二塁、4回からは遊撃、5回は右翼のポジションにつき、ロッテの先頭打者、茶谷が四球で出塁した直後に交代となった。ベンチ前でチームメートと握手し、最後は新庄監督と抱き合い、キャップを取ってスタンドに一礼してから、引き揚げた。

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