パ・リーグは全日程が終了し、ソフトバンク近藤健介外野手(30)が本塁打王、打点王、最高出塁率に輝いた。26本塁打は楽天浅村、ロッテ・ポランコと並んでトップ、87打点はリーグ単独トップ、出塁率4割3分1厘は12球団トップになった。本塁打と打点のタイトルは自身初。最高出塁率は19、20年以来3度目。

他のタイトル獲得者は柳田悠岐外野手(34)が最多安打(163安打)、周東佑京内野手(27)が楽天小深田と並んで盗塁王(36盗塁)をつかんだ。柳田の最多安打は20年以来2度目。周東の盗塁王は50盗塁を決めた20年以来2度目となった。

なおソフトバンクはこの日ロッテが勝利したため、3位でシーズンを終えた。

▼パ・リーグの本塁打王はロッテ・ポランコ、ソフトバンク近藤、楽天浅村の3人で分け合った。同一シーズンに3人の本塁打王は、2リーグ制後初めて。1リーグ時代の36年秋に藤村富美男(タイガース)、山下実(阪急)、古谷倉之助(金鯱=各2本)、43年に岩本章、加藤正二、古川清蔵(いずれも名古屋=各4本)が分け合ったのに次ぎ80年ぶり3度目となった。なお、26本以下の本塁打王は60年藤本勝巳(阪神=20本)以来63年ぶり。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧>>