ロッテは福田秀平外野手(34)と来季契約を結ばないことを通知したと11日、発表した。

19年オフにFA権を行使し、古巣ソフトバンクを含め6球団が交渉した中でロッテ移籍が決まった。

4年契約、4億8000万円プラス出来高(推定)で外野手のレギュラーとして期待されたがケガに泣かされた。

コロナ禍で開幕が遅れた20年は開幕戦に1番中堅手でスタメン出場したが、直前の練習試合で受けた死球が「右肩甲骨の亀裂骨折」だったことが判明し、離脱を強いられた。移籍1年目は打率2割1分6厘、5本塁打、19打点にとどまった。

2年目の21年も前年の右肩負傷の影響を引きずり、出場機会は4試合に激減した。

22年も出場機会は増えなかったが、8月24日の西武戦ではライトへの大飛球をフェンスに激突しながら好捕。負傷退場したが、井口監督(当時)が「あのプレーが非常に今日の中で一番ゲームを左右した」と、たたえるプレーだった。

今季は3試合で8打数2安打、打率2割5分。4年契約の最終年も成績が残せず、構想外となった。

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