西武山川穂高内野手（31）が5カ月ぶりに実戦復帰した。
フェニックス巨人戦に「4番三塁」でスタメン。2回の第1打席では巨人の右腕、直江大輔投手（23）と対戦。約100人の観客からは拍手も起こる中、初球をスイングして中堅定位置左へのフライ。ベンチに戻りながらバットを見つめ、笑みを浮かべていた。
第2打席は四球を選び、第3打席は巨人2番手森本から再び四球。そこで代走が出て、交代となった。第2、第3打席では熱心なファンが山川の応援歌を熱唱していた。
3度あった守備機会では打球をはじく場面もあったものの、5－4－3の併殺も完成させた。
山川は自身の不祥事のため、1、2軍の公式戦出場停止処分はまだ解除されていない。本人の猛省も考慮され、非公式戦であるフェニックスリーグへの出場が認められている。
