千葉・鎌ケ谷での秋季練習に合流した日本ハム加藤豪将内野手が、数字と向き合い飛躍する。

今季最終戦の10月5日楽天戦翌日から2週間を、米国で過ごした。最初の1週間は故郷カリフォルニア州に滞在し、両親や友人との交流でリフレッシュ。その後はシアトルにある動作解析を行うトレーニング施設「ドライブライン」で数字と向き合った。筋量やスクワットジャンプの高さなどの測定を行い、「自分に何が足りないのかが全部データで出るので、受け入れやすかった」と、今季の打率2割1分から飛躍するためのヒントを得た。

このオフはスイングスピードアップを目指す。「スイングスピードが2マイル(約3・2キロ)上がると、ボールを2インチ(約5・1センチ)長く見られる。そうすると打球も14フィート(約4・3メートル)遠くに飛ぶ。それがゴールですね」と徹底的に数値にこだわる。

2年目の来季に向け「負けるのはもういいかなって。勝ちましょう!」と脱最下位へ気合を入れた。

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