楽天松井裕樹投手(27)が25日、今季取得した海外FA権を行使し、米メジャーに挑戦する意向を球団に伝えた。

球団は残留交渉を複数回行ったという。森井誠之社長は「『この年齢でチャレンジするのは今がチャンス』というお話だったので、それであればと。もちろん、めちゃくちゃ痛いですし、我々としてはやっぱり最大限残ってもらいたいっていうのは伝えた」と明かした。

絶対的守護神として今季は39セーブを挙げ、4月には史上最年少27歳5カ月で通算200セーブ達成。2年連続でセーブ王にも輝き、名球会入りの条件である通算250セーブに残り14セーブとしている。10月には500試合登板も果たした。登板は1試合のみにとどまったが、侍ジャパンの一員として3月のWBCでは世界一のメンバーになった。メジャーからも注目を浴びるのは間違いない。

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