DeNAドラフト5位の中大・石田裕太郎投手（21）が30日、東京・八王子市内の同大で八馬幹典アマスカウトグループリーダー、篠原貴行スカウトから指名あいさつを受けた。
「昔から横浜DeNAベイスターズのファンで、テレビで見て応援していた球団から指名を受けて、すごくうれしい気持ちですし、ドラフトの日はすごくドキドキしたんですけど、今はホッとしています」
父の一言が、ベイスターズファンになるきっかけだった。「最初は、お父さんからベイスターズファンじゃなきゃ、野球をやらせないぞってことから始まったんですけど、試合を見ているうちにひかれて、自分もここで活躍したいなと思った」と笑顔で話した。
中大の3学年先輩だった牧秀悟内野手（25）からは、ドラフト会議翌日に電話を受け「一緒に頑張ろうな」と激励された。「すごく心強いですし、自分も牧さんと肩を並べられるような選手になりたいなと思います」と決意を込めた。
八馬アマスカウトグループリーダーから「コントロール良く、ゲームメークできる先発タイプの投手」と評価され、担当の篠原スカウトからは「制球力の良さっていうのを一番に感じた。その中でバッターのタイミングを外す投球術というところも非常にたけてるなと思いましたので、非常に技術のある投手だと思います」と高評価を受けた。
中大からは、巨人ドラフト1位で西舘勇陽投手も指名された。「安定感と試合を作れるコントロールは売りにしていて、西舘にない部分を売りにしていきたいなと大学に入った時から思っていたので、そこはプロでも変わらず、売りにして、磨いていきたいなと思います」と意気込んだ。
