阪神が「日本一記念日」に、シリーズ王手をかけた。阪神が球団史上初の、そして現状では唯一の日本シリーズ優勝を果たしたのは、1985年(昭60)11月2日。西武との第6戦だった。

◆1985年11月2日 阪神は西武との日本シリーズで、3勝2敗と王手をかけて西武球場に乗り込んだ。初回から2死満塁と好機をつかむと、長崎啓二が西武先発の高橋直樹から逆風を突く右越え満塁弾。2回にも真弓明信がソロ本塁打を放つなど着々と加点した。9回には掛布雅之が左翼席へダメ押し2ラン。投げてはリッチ・ゲイルが完投し、球団初の日本一を決めた。ナインは球場にほど近い東京・立川市の立川競輪場で祝勝会を開催した。阪神が同日に試合を行ったのは公式戦、ポストシーズン試合も含めて85年以来。

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