ルーキーがチーム1号ソロで投手戦の均衡を破った。

7回1死。3番の森下翔太外野手(23=阪神)が1ボールからの2球目、高めへの150キロを弾丸ライナーで左翼席にたたきこんだ。無失点投球を続けていた台湾の最速157キロ右腕、古林叡煬投手(23)からの貴重な先制点に「相手もいいピッチャーだったので、まずは塁に出ることを意識しました。自分のスイングができてよかったです」とコメント。

小園海斗内野手(23=広島)の走塁ミスで走者なしとなった直後だったこともあり、ひと振りでいやな流れを払拭(ふっしょく)。東京ドームが熱狂に包まれた。

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