100万人が大熱狂! 「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード」が23日、大阪市の御堂筋と兵庫・神戸市の三宮で行われ、18年ぶりのリーグ制覇、38年ぶりの日本一を成し遂げた阪神岡田彰布監督(65)、V戦士が虎党に祝福された。

史上初となるセ・パ球団による同日パレードは午前と午後で会場を入れ替え実施。主催者発表では沿道の観衆は大阪で55万人、神戸で45万人が集まった。阪神は65万人、オリックスは35万人と両球団合わせて100万人を動員。関西にとって歴史的な1日となった。

■阪神 過去のパレード

◆62年10月5日(岡田監督4歳)初のセ優勝を飾ったナインは、秋晴れの甲子園を出発。尼崎市役所前では、MVPのご当地選手村山実投手に大歓声が起きた。阪神国道を通り、神戸市へ。兵庫県庁で阪本勝知事から藤本定義監督に花束が贈られ、その後甲子園へと帰還。

◆03年11月3日(岡田監督45歳=阪神内野守備走塁コーチ)星野仙一監督のもと、18年ぶりのリーグ優勝。大雨の中、パレードは大阪と神戸で開催。大阪市役所前を出発し、ゴール地点の新橋交差点付近へ進み、約40万人が傘も差さずに祝福した。また神戸・三宮でも25万人を動員。合わせて65万人が集まった。

◆05年11月6日(岡田監督47歳=阪神監督)雨の中、大阪・御堂筋でパレード。03年と同じ御堂筋のコースに、約18万人が詰めかけた。ナインをひと目見ようと約1000人の徹夜組も。休日出勤のサラリーマンはネクタイ姿のまま、ビルの窓から万歳して祝った。