左腕エースの称号か。広島床田寛樹投手(28)が1日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、2倍となる1億円(金額はすべて推定)で更改した。「思ったより多かったので、結構ビックリしました」。広島の左腕投手では96年の大野豊以来の大台突破となった。

床田は大瀬良や九里、森下とともに先発4本柱として投手陣を引っ張った。前半戦だけで自己最多タイの8勝を挙げると、後半戦も安定した投球を続けて初めて規定投球回に到達。自身初2桁勝利となる11勝7敗、防御率2・19。5年ぶりに出場したクライマックスシリーズのファーストステージでは初戦の先発を任せられるなど、首脳陣からの信頼も厚い。

高い評価を受けて、広島投手陣では14人目の大台となり、来季以降も投手陣を引っ張る働きが期待される。

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